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  • 執筆者の写真Giro

言いたいことはあるけれど

昨年末から、そして今年になってから さらには2月半ばから、追い込んで追い込まれて 何もかもが嫌になるような中で、それでも自分のベストを目指して それが相手にとってのベストなのか、何の意味もないのではないかと迷いながら ようやく終わったことがある。





結果はどうかは私には分からないし、判断する権限はないが 終わったという事実は変わらない。



その後、別件での撮影があって3万枚のデータと向き合っているが 意外とすらすらと作業が進み、こちらももう終わりは見えている。



色々と思うところはあって、最初はここに長々と書いていたのだが それは結局、弱音だったり愚痴だったり、私を含めて 誰の得にもならない言葉になってしまいそうで、辞めておくことにした。







作業がしんどい時、色々と追い詰められた時 いつだってパンクロックが脳内を流れて、あと一歩、あと一歩のところに立ち尽くす私を 鼻で笑って蹴り飛ばして、そして倒れた私に手を差し伸べ、肩を組んでくれるのだ。


like a rolling stone、苔だのカビだのが生えてきた身体も 澱が溜まった心も、ころころと転がっているうちに、剥がれ落ちていく。





本当にもうやめにしようと思っていたが とりあえずはもう少し、続けてみようかなと思う。


多分またすぐに嫌になる時も来るだろう。


疲れと成果は比例しないし、ストレスと手にしたものの釣りあいは取れない。

そんなことは分かり切っている。


でもたぶん、嫌になった時にまた誰かが肩を組んでくれる。



それは甲本ヒロトや真島昌利、あるいは清志郎だったり竹原ピストルだったり 名前を挙げればキリがないけど、そういう自分の土台を支えてくれる人だ。


10代の頃からずっとそうだったように、これからもきっと。

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