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ポートレートテストしてきた話
カメラマンは、自分発信で何かを撮るというより 依頼に合わせて依頼者の希望を叶えた撮影をする役割である という話は何度もしてきた。 いわゆる写真家とカメラマンの違いである。 カメラ、写真業界の何でも屋みたいなものだが 当然すべての依頼を自信満々で引き受けられるわけではない。 得意な分野、経験が多い分野もあれば 正直それはほとんど撮ったことないな、というケースもある。 あまりにも無理だな、これはちょっと厳しいなという場合は 率直にそう言うし、断る場合もある。 もちろん仕事としては引き受けた方が良い。 仕事を受ければ受けるだけ収入になるし 仕事を断り続けていれば収入が途絶えてご飯も食べられなくなる。 だが、無責任に引き受けて依頼者の期待を裏切ることはしたくないし そうなったら、カメラマンという存在の意義も無くなると思う。 そんな私が、この月末に、普段はあまり撮らないなというジャンルの撮影を受けた。 大得意分野ではないが、お話を聞いていて、それなら撮れそうだと判断した。 ポートレート系でちょっとイメージしづらい相反する2パターンを 同日に撮り切るというも

Giro
5 日前読了時間: 7分


Z9はがっかりなのか
ブログ、HPは書きっぱなしで別段アクセス数がどうとか 調べたり気にしたりはしていないのだが たまたま契約更新のチェックなどをしていると 当ブログへのアクセス、検索ワードの表示が目に入った。 それによると「Z9 がっかり」で検索して 当方に来られた方がおられるらしい。 対話方式ではないので、その方の真意は分からないが Z9はがっかりなのか、自分なりに考えてみたい。 ・Z9でガッカリした部分は? いきなり本題から行く。 Z9を購入し、実際に届いて手にしたのは2021年の12/24、らしい。 撮影データを掘り起こしてチェックしたので間違いないはず。 F3、D6、Z9 Nikonフラッグシップ揃い踏み! 大前提として、Z9はミラーレス機で初のフラッグシップである。 当時はまだデジタル一眼レフのD6もバリバリ存在感を放っていて 私はD5、D6と使って来て、その素晴らしさを十分知っている。 ミラーレスが徐々に世の中に浸透していた頃とは言え まだまだ一眼レフ、という意見、考え方はまだまだ多かったころだと思う。 私はZ9が物理シャッターレスだとか、ニコンがとがり

Giro
3月2日読了時間: 8分


カメラバッグを買った話
カメラ、機材の話をするときに カメラ本体、レンズ、そして前回のようにライティング関連 というのは誰もが思いつくところだが 意外と重要度でも費用の面でもこの次くらいにくるのが カメラバッグではなかろうか(防湿庫かもしれないが) 思えば私もカメラバッグは色々と使ってきた。 多分初期に買ったのは左下、ショルダータイプの当時定番だったやつ。 容量は15Lくらいだったと思う。 もう少し実例に沿った具体的な例を示すと、 フラッグシップ(BG付)カメラに70-200をつけっぱなしにしても入るが そうすると後はレンズ2本が限界、みたいな容量だ。 左上のはニコンのフォトキャリオールプロ XL。 ポートレートなどで、どうしても単焦点レンズを複数本使うので 左下のやつだと限界が来てしまい、もっと入るバッグを!と思い 購入した、おそらくニコンの出してるカメラバッグで最大のやつ。 容量は約25Lである。 ちなみに買った時にレビューを書いていた→ こちら 当然入る、めちゃくちゃ入る。 が、当然でかい。めちゃくちゃでかい。 で、何が困るかというと、まず撮影内容にもよるのだ

Giro
2月26日読了時間: 9分


作業(PC)部屋を簡易スタジオにした話
1つ前の記事でも書いたが、改めてライティングというものを見つめ直している。 こういう時に 「いやいやこんなの何度も撮ってるから」 とタカをくくっても何の意味もない。 今までの経験や積み重ねを疑え、というわけではないが こういう機会にあえてゼロからちゃんと考え直す。 ということで、めちゃくちゃ初歩的なところから 改めてやってみる意味で、とりあえず簡易スタジオを作ってみた。 といっても作業部屋にスペースを作っただけ。 作業部屋と言ってもPCデスクとチェアと機材(防湿庫)などが 置いてある以外は、普通にプライベートの本も多く(無類の読書好き) 要するに一般的なPC部屋みたいなものである。 そして私は部屋を片付けない。 よって極端に言えば、床は足の踏み場もない。 ここをぐいっと掃除、というか横に押し込んで スペースにライティング機材を並べてみた。 一応書いておくと、前記事でも書いたようにそこまで 普段の撮影ではそこまでライトを使うタイプではないので ライティング機材はそこまで揃えていない。 持っているライト ・Profoto A1X →...

Giro
2月12日読了時間: 4分


ライティングを基礎から考える話
フリーのカメラマンをしていると、どんな依頼にも応えねばならない。 といっても、無謀なことを請け負ってクライアントをがっかりさせるのは避けたいので それは無理ですね、とか、そういう内容ならもっと適任がいますよ、となる事もある。 そういう意味で、これが得意、というよりも、苦手なものの方が分かりやすい。 例えば、私はポートレートも撮るが 屋外で自然光メインで撮るのと スタジオでライティングを組んで撮るのだと後者の方が苦手だ。 なぜなのか、と客観視してみる。 ※ なお本記事では「 ライティング 」という言葉を何度か使用しているが これは発光源を追加する照明機材という意味がメインだが レフ板なども含めた、自然光オンリーではない状態全体を指すものと思ってもらいたい。 まず、カメラを使う、写真を撮る、ということ自体のアプローチの仕方も人それぞれ 色々あるだろうとは思うが、私の場合は感覚よりは組み立て重視。 それも、自分の中でイメージがあるわけではなく、あくまで依頼者の希望・理想に沿うため なので要素は少ない方が絞りやすい、というのがある。 ステージ写真を撮る時

Giro
2月7日読了時間: 5分


フラッグシップも消耗パーツは壊れる話
私が使っているZ9は 2021年12月発売で、私の1台目はまさにその時に予約購入した。 (2台目は2年後くらいに買って、以来メインはこの2台運用となっている) Z9最大の特徴は物理シャッターがないことで それまで使っていたD5・D6などもフラッグシップ機として 非常に高い信頼度を持っていたが、それでもシャッター数が50万を超えると ミラーボックス周りが壊れるというのは避けられず、結局2台とも修理する羽目になった。 そういう意味ではZ9は素晴らしい耐久性を示してくれている。 なにせ私は年間数十万ショットは当たり前に撮るので 1台目に関しては既に200万ショットを超えているようだが 物理的に動いている部分が無いおかげで、今までのフラッグシップでも避けられなかった シャッターに関する故障は全く起きていない。 例外的に起きたのが 去年の9月 に グリップ・カードスロット付近のゴムが浮いてしまったことくらいで 定期メンテナンス+ゴム交換オプションで直したのだが、その顛末は上記リンクから。 さて、そんなわけでとにかく壊れない、というのが Z9をフル活用してい

Giro
1月16日読了時間: 3分


初日の出撮影をしてきた話
といっても、2026年ではなくもっと前の話 だからある意味、タイトル釣りだ。 というのも、自分のyoutubeチャンネルを このブログ以上に完全に放置していることに気づいて 慌てて動画を作ってみた。といってもほぼ単なるスライドショーだ。 動画内テキストでも書いているがやや補足的に書いていこう。 といってもこの初日の出撮影のこと自体は過去にブログでも触れたので 重複もあるかもしれないが。 風景写真を撮る際に、その風景の雄大さ、広大さを見せるなら 当たり前のことだが広角レンズが適している。 Z6 + Z14-30mm f/4S この時の機材はZ6にZ14-30 f/4だった。 今こういう風に使うなら、Z9とZ 14-24 f/2.8の組み合わせになるだろう。 広角レンズは単に広い範囲が写る、という風にとらえて間違いないが 広い範囲からの光をセンサーに届けるわけだから、どうしても歪む。 さらにいえば、有象無象の光が届く。 要は撮りたい人の明確な意図が無いと、何をどう撮りたくて どの光が欲しかったのか分からない写真になる。 中望遠以上はもっとシンプルだ。

Giro
1月9日読了時間: 3分


2025年を振り返る
フリーカメラマンとして生計を立てるようになって6年目の2025年 2024年の夏過ぎから引きずっていた 色々なトラブルはさらに問題を複雑化し 年明け1月2月は毎日毎晩そのことに悩まされ 正直まともに寝れない日も多く、辛い日々だった。 そういう中でも、撮影に行くことができたのは 自分の写真を望む人がいて、自分の写真に元気をもらったといった 声が届いていたからだ。 といっても、自分でも無理をしているなと感じることも多く 結局それは夏ごろに最悪の形で幕を閉じた。 今ここに詳細を書く気はないが、撮影依頼があって良い関係が築けていた とあるスポーツのクラブチームとの決別だ。 フリーのカメラマンは、技術職でもあり、便利屋みたいなもので 長年の関係性があるところ以外は こういう写真がいる、こういう撮影が必要、そういう時に声がかかる。 自分の立場は分かってはいるが、それは別に 自分を使い捨ての道具だと認めているわけでもないし どんな扱いをされても当然の存在だと受け入れているわけでもない。 自分の腕が未熟で仕事を切られても、それはもちろん仕方がない。...

Giro
2025年12月26日読了時間: 4分


ため池に鴨
ちょっと時間があったので 超望遠レンズ(NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S)を担いで ため池に行ってみた。 政令指定都市に住んでいるとはいえ、うちのエリアは かなり田舎なので、田畑もあればため池もある。 この、ため池には時折アオサギが来ているので それを期待してそーっと近づいてみた。 すると 鴨がいた。 あいにくかなり今日は雲が厚くて、周りを木々に囲まれたため池はかなり暗く Z9の基準感度ISO64にZ 400mm f2.8の内蔵テレコンを使ってf4で撮ろうとすると 1/100sくらい、酷い時には1/30sくらいになってしまった。 鴨は意外と水面では素早くスイスイ泳ぐのでさすがにブレる。 ということでISO400、800と上げながらの撮影となった。 全部で四羽いたように思うが、鴨はなぜあんなにカラフルで バリエーション豊かなのか不思議だ。 お世辞にも綺麗とは言えないため池を泳いだり何かをつついたり 各々好きにくつろいでいた。 池の周りに生えている木には山鳩(キジバト)らしきものもいて うちが昔ほど農業に本腰入れていたら色々と

Giro
2025年11月17日読了時間: 1分


限られた時間を記録する、学生スポーツ
フリーのカメラマンは、言ってみれば何でも屋。 家族写真やお子さんのなにかの記念、コスプレイヤーさんの写真集作り アーティストさんの作品撮り、お店の紹介 あまりに多岐にわたるのと、あくまで裏方なこともあって 表に名前が出ない、出せないことも多い。 実際、私は仕事では名前を使い分けることがある。 例えば、コスプレイヤーさんのちょっと露出の多い衣装での撮影をしている ということ自体にはなんら問題はないとは思っているが そういう撮影のカメラマンだ、というイメージを持たれると お子さんの七五三の撮影は依頼しづらいのではなかろうか。 優しい雰囲気のアート作品を作られるアーティストさんの写真を担当して かたや暗くていわゆるグロさも感じるような作品を撮っていては 何も知らないファンの人を驚かせてしまうかもしれない。 そんなわけで名前が出なかったり出せなかったり 変えたりしながら、日々あれこれと色々な撮影を行っている。 そんな私が先日、ある大学の運動部の撮影をすることになった。 実のところ、こちらの部は自分がプロとして独立する前から撮影していて...

Giro
2025年10月29日読了時間: 5分


台湾の記録2 小倉庫ZOUKOO 台北店
前回、小倉庫ZOUKOOさんの桃園本店を紹介する記事を載せた。 リンクはこちら 今回は同じ ZOUKOO さんの二店目に当たる 「 台北店 」を紹介したいと思う。 なお、桃園が本店なのでこちらは支店だが お店の規模としてはこちらの方が大きい。 コンセプトは桃園本店と同じで 貴金属・宝石類のアクセサリーの販売と、自分たちでも製造体験ができる ワークショップ要素とのハイブリッドである。 この台北店は台湾、特に都心部を中心に張り巡らされているMRTを使うのが便利。 海外で鉄道に乗るのは不安、という方も多いだろうが MRTは切符購入画面も日本語表示させることができるし、非常に簡単。 ちなみにICカードを使わず券売機で買えば(旅行者は基本こっちになるだろう) コイン型の切符が出てくる。 乗る(入る)時はこれをリーダーにタッチし、出る時は投入口に入れればOK 近距離なら100円くらいから乗れて、早くて非常に便利。 ちなみに日本だと電車内でペットボトルの飲み物を飲むのは普通だが 台湾MRTでは一切の 飲食が禁止 。ペットボトルを飲むのも、ガムや飴を食べるのもア

Giro
2025年10月15日読了時間: 3分


Z 24-70mm F/2.8 S II
ニコンの王道標準ズームレンズ24-70mm f2.8に新型が出た。 初代は2019年の4月に出たレンズなので6年で後継が出た形になる。 私個人としては初代を早々に購入して 延々と仕事でも使っていたし、例えば2年前のインドや今回の台湾といった...

Giro
2025年10月3日読了時間: 5分


台湾の記録1 小倉庫ZOUKOO 桃園本店
9/25~29まで台湾を訪れていた。 きっかけ等は他でも書いたので割愛するが 台湾の妹たちが本当に歓迎して接待、案内してくれたので本当に快適で楽しい旅立った。 とはいえここで旅の思い出を書いても仕方ないので このブログでは仕事に関わることに留めようと思う。...

Giro
2025年10月1日読了時間: 3分


Z9のグリップ付近が剥がれた話
Nikon Z9が発表されて、すぐに私は予約を入れてそれからずっと愛用している。 2021年11月~12月発売だったと思うのでもうすぐ丸4年である。 ちなみに二台目は23年5月に購入してそれからずっとZ9に関しては2台体制。...

Giro
2025年9月15日読了時間: 4分


台湾行きがいきなり決まった話
インド行きから、気がつけば早2年 ちょっとした知人がモンゴルで働いていることもあり この機会にモンゴルに行くか、と思っていたのだが 単純に費用だったり、向こうでの計画だったり 色々考えているうちに、なんだかタイミングを逸した感がある。...

Giro
2025年9月8日読了時間: 3分


博多で大雨直撃し野宿した話
少し間が空いてしまったが 8/9~11まで福岡県は博多市に撮影で行っていた。 行く前からちょうど雨と重なりそうだという予報で 若干気は重かったが、別に屋外で撮影するわけでもないし ということで、機材はけっこうな装備で。 Z 400mm f/2.8 TC VR S Z...

Giro
2025年8月24日読了時間: 11分


フイルムで記録の記録
そもそもカメラとは記録の為の機械だと思っていて その場での光の記録であると同時に その時、その頃の光景の記録でもある。 前者は、光学機械という意味であり 後者は、周囲や自分自身、あるいは旅行などの経験、体験の 思い出、記憶の補強的な意味合いでの記録である。...

Giro
2025年5月14日読了時間: 3分


春の終わりに綿毛と遊ぶ
ちょっとイベントやスポーツの撮影をしていると カメラや写真というのは、望遠を担いで 1日何時間も連写しまくるものだ、くらいに思ってしまう。 いや、思いはしないが、身体がそういうものだと感じてしまう。 だいたい、ある程度以上の全長のレンズを使っていると...

Giro
2025年5月7日読了時間: 3分


記録カード、データ消失の件
先月から今月(つまり2025年2月~3月)は、けっこうハードで 今日はあちらで撮影し、○○まで移動して宿泊し、翌日はそこで撮影してから さらに移動して宿泊、翌日も撮影… みたいなことがあったり、毎週のようにあちこちに移動し...

Giro
2025年3月11日読了時間: 10分


冬枯れの庭で
寒波が訪れるたびに、このまま冬眠して春を待ちたい、と思ってしまう。 寒さは人から、何かをしようというエネルギーを奪っていく気がする。 しかし恐らく私は、猛暑は猛暑で 「暑すぎて何もする気にならない」と言うだろう。 いい加減な人間なのだ。 望遠レンズを振り回す撮影の後は...

Giro
2025年2月14日読了時間: 2分
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