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中判フイルム67の記録

  • 執筆者の写真: Giro
    Giro
  • 7月14日
  • 読了時間: 3分

元々あまり活用してないブログだが

最近はnoteの方にちょっとした記事を書くようになり

ますます活用できていない。


が、noteの方から引っ張ってくれば

記事が稼げるぞ、と安直に思ったのでやってみる。

なにせ面倒臭がり屋なのだ。

(というかこの半月が地獄のような忙しさだったので

正直言えば今も全然余裕が無い)




さて、そんなわけでPENTAX6×7(便宜上67と表記する)だ。


つい先日はZ9を2台で毎日1万枚撮るのが何日も続く

みたいな撮影があったので、その落差に自分でも驚く。


なにせ67は1本2,000円以上する120フイルムを装填しても

10枚しか撮れないのだから、あまりにタイプが違う。


私のは初代6×7でミラーアップすらない。

レンズは「67といえば」というくらい定番の105mm f2.4

あまり意味はないが35mmに換算すると50mm f1.2とかf1.0みたいな。

正直他のレンズが欲しくなる時もあるが、これ1本だけでと言われても

十分な気もする、最高のレンズだ。


フイルムはいわゆるブローニー、120フイルムを使うが

645などと違って、67は上に書いたように10枚しか撮れない。



だが、その迫力たるや、圧倒される。


デジタルだとセンサーサイズが、といって

やれm4/3の利点や、APS-C万歳だとか、フルサイズ信望者や

中判を謡って他より文字通りでかい顔をしたりもするが

当然フイルムでもそれはある。


135(35mm)フイルムと比べると、やはり圧倒的にでかい。

面積比で4.5倍もある。



実際の柵例も載せておこう



最新の大口径レンズで狙いに狙ったボケの写真を否定する気はない

というか私もよくやる。


f1.2レンズとかニコンだとplenaとかは

その為にあると言っても過言(ではないことはなくて過言ですが)

かどうかは置いておいて、世界を2次元に写しながらどう立体的に見せるか

みたいなことを写真で考えだすと、そういう手法は非常に勝手が良い。


が、67とこのレンズの組み合わせでは自然とそれができる。

極端にボカしまくったりしなくても、ちょい絞りくらいで自然に。

確かこの写真はf4で撮った。



写真はデジタルでもフイルムでも

個人的に重視しているのが暗部の色乗りであって

それも非常に満足。これはこのフイルム(EKTAR100)のおかげもある。






逆に明るい所はどうかといえば、それもまたいい。

水滴を、マクロで思い切り寄ったり、ライティングで光らせたりしなくとも

しっかり1粒ずつを意識する水滴の輝きが写る。



フイルム1本でたった10枚しか撮れないのに

おいおい、こいつはちょっとすごいんじゃないか、という写真が

何枚も出てくるので、なんだか逆にコスパがいいんじゃないか?みたいに

計算の仕方がよく分からなくなってくる。




ただ、もっと言ってしまえば、プライスレスなんだと思う。

なにが、か。撮影体験が、だ。


私の持っている機種は露出計もないので

単体露出計で光を測り、そこから設定を考え、しっかりピントを合わせて

ガシャコン、とシャッターを切る。



1枚1枚慎重に、そしてしっかり考えて写真を撮る、という感覚が

Z9で連写している時とまるで違って、だからこそ原点回帰したようで楽しい。




そうして撮影した写真を数日とか数週間置いて

現像から返ってきて、ようやくみることができる。


そしてその写真を見て、うーん、すごいなーと改めて思う。


そりゃ長年、そして今なお愛され続けるカメラ、レンズだわな、と感服。



あまりに楽しいので、ちょっとこのカメラで撮る機会を増やそうと

高いのにフイルムを買い増しした。


普段の仕事は、基本的に依頼ありき

依頼者からの要望に沿った写真を撮ることで対価を得る。


ただ、このカメラの場合は、自分で考えて

自分なりに使っていこうと思う。


とりあえず手始めにポートレートでも撮ろうかな、と計画中。


自分の撮影スタイル、仕事の仕方まで広げてくれる

懐とフイルムサイズの広いカメラ、それが67だ。


 
 
 

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