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カメラを使うなら保険に入っておくべし

  • 執筆者の写真: Giro
    Giro
  • 3 日前
  • 読了時間: 9分

前回の記事 で書いたように、70-200を壊してしまった。


壊れたままにはしておけないので、当然修理に出した。


70-200は新型であるⅡが出るのが確定しているので

あと2週間程度でそちらと入れ替わることになる。


とはいえ、70-200はかなり使用頻度の高いレンズなので

それまでの間にも何回も撮影予定があり

とにかく修理して最後まで使い倒す。



さて、カメラやレンズの修理といえば

当ブログでも、今まで何度も書いてきた。


D5やD850のミラーボックス周りの修理では

マップカメラの長期保証に救われたし

昨年の120-300の修理では想定外に

20万円を超える修理費がかかり、けっこう凹んだ。笑


そんなわけで、なにはともあれ、修理となると気になるのが修理費だ。


今回はというと32,000円ほど修理費がかかった。

当初は68,000円くらいを言われていたので覚悟していたが

レンズプロテクターのおかげか、結局前玉には被害はなく

分解や必要パーツの交換、整備点検で復帰できたので

その分、費用は少なく済んだらしい。


とはいえ3万円強、砕けたプロテクトフィルターは1万円前後なので

4万円以上の出費である。


で、修理手続きをしている時にふと思いだした。




そういえば私は昨年から

楽天超かんたん保険

    持ち物サポートプラン


に入っていたぞ、と。



こちら月額なんと140円~と低価格から入れる保険で

携行品の破損や、なんと盗難まで補償してくれる保険なのだ。


私はこれの充実コースという一番補償額の多いコースに入っていて

こちらは月額250円


仕事であちこちに機材を持って行くことを思えば

文字通り「保険」として入っておいてもいいんじゃないか、と

昨年思い立ち、たぶん今月で10か月経ったかどうかくらいじゃないかなと思う。


とはいえ、保険というのは生命保険なんかもそうだが

細かいルールが色々あって契約した時は納得したつもりでも

いざ補償を受けようとすると、細かい字で色々書かれていて

結局お金が降りない、みたいなこともある。


いや、それでもせっかく加入しているんだから

とりあえずダメもとで連絡してみるか、と。



で、なかなかややこしいことになった。

前置きが長くなったが、今回はそんな話である。


なお、以降は、保険会社の窓口さんとの電話のやり取りを元に

私が整理して再構築した文章となるので、これが楽天超かんたん保険さんの

公式見解という意味ではないことを予めて申し伝えておく。




・携行保険


まず一つ目のカギは、今回私が入っていた、持ち物サポートプランというのは

携行保険であるということ。

もう少し丁寧に言うと「携行品損害保険」だ。


携行品、ということは外出先、旅行等に持って行っているもの、ということになる。

仮に家の中で使っているものが壊れても、こういった保険の対象にはならないのは

それは携行品として認められないからだ。



前回の記事を読んでもらえれば分かると思うが

今回の事故は、家から出て徒歩1分も経たない距離で起きた。


旅行ではない、が、家の中でとか、家の前に止めた車の中で、とかでもない。


家の中や敷地内ではないんだから、一応携行品扱いで保険の対象なのではないか

ということで連絡してみたが、ちょっとややこしいことがある。


それが、わが家の前から、少しの距離通りと交差する辺りまで

つまり今回の事故が起きた辺りまでは「私道」なのだ。


私道というのが私有地という意味で、それが自分の敷地内という意味なら

携行品扱いにならないかもしれない。


ではこの私道、誰の私道なのか、が大きな鍵になりそうだ。


で、これが田舎のあるあるでもあり、ややこしいところでもあるのだが

この私道に関しては、家のはす向かいに住んでいる親戚

(私からすると祖父の弟にあたる人)と

我が家(名義的には私の父)との「共同所有の私道」なのだ。


道の半分、北側が親戚の持ち分で南側がうち、とかでもなく

私道全体の所有権を半分ずつ持つ、という形で覚書が結ばれている(らしい)



保健の場合、自分に有利なようにとか

少しでも降りやすいように、ということで姑息な事故報告をする人もいるようだが

今回はもちろん、私は絶対それはしない。


そういうのはただの詐欺だし、そもそも保険というのは

万が一の時に備えているもので、これでプラスになるとかの投資ではない。

だから、事故が起きてしまった以上、補助してもらえるなら助かるが

そもそも自分のミスで起きた以上は一円も降りなくても仕方ないと思っている。


だから、窓口の方に全て正直に伝えた。

が、窓口の方も想定外だったようで正直困っておられた(ように思う)


「えーっと…その私道は、親戚の方?と共有?なんですか?」

「はい、そのよう?です…」

「ご自身の敷地内での損壊の場合は、補償対象外になるかと思うんですが…」

「こういう半分だけうちの私道の場合は…?」

「ちょっと…専門の担当者が確認してみないと…」


こんな感じでお互い疑問符が付きまくっている会話になった。


うちは田舎で元々、田んぼ畑があって農家をしていた家なので

今は宅地になっているところも元は田畑だったり

また分家する過程でここからは親戚の家、という区分も多い。


というわけで、兎に角ややこしい。


今回の場所とは違うが

畑と畑の間に、人ひとりがようやく通れる細い、いわゆるあぜ道があるところもあるが

このあぜ道にかんしては、なんと里道、つまり国の所有だったりする。


自分のところの田んぼと田んぼの間、畑と畑の間に、国の道が通っているのだ。


これは田んぼやため池の奥にいる人、その先に用がある人が

他人の私有地を通らなければならない、というトラブルにならないために

国の道として存在しているので、仮に我が家の私有地の奥深くに

知らない人が入っていても「私有地だから入らないで」と言えるのは私有地のみで

私有地の間を通る細い里道を歩いている限りは、入らないで、とは言えない。


そんなわけでややこしい。


前述のように、私は今回に関しては保険が降りなければ降りないで仕方ないと

半ばあきらめていたし、とりあえずせっかく入っていた保険だから

連絡してみて、これも勉強だ、という気持ちだったのでここからはもう

窓口の方の言うとおりに、正直に答え、言われた通りに写真などのデータを送った。




・グーグルマップで報告


今回面白いなーと思ったのは、保険会社に電話連絡したのち

ネットを介して修理品の購入時の領収書や破損状況の分かる写真などを送るように言われたのだが、問題の現場について、グーグルマップで印をつけて送るように言われたことだ。


確かに、交通事故と違って警察官が来て現場検証みたいなこともしないし

保健の額を考えても、調査員が綿密な調査を、というような話でもないだろう。


とはいえ、グーグルマップでピンを挿して、GPSデータで現場報告というのは

何とも現代的で面白いな、と思った。


同時にこれはこちらからの連絡文にも説明を書いて添付したが

落下事故を起こした瞬間はそれどころではなくて撮っていなかったが

大体どこに落としたかというのを、再現してここに落としました、という形で

再度地面に置いて撮影した写真なども送った。


マップのデータとこれの合わせ技で、位置情報と状況はしっかり伝わったように思う。


で、まあそこから後は

いくつかの注意が来たり、また指示が来たりという感じ。


前提として、保険が降りるかどうかは私道の件がどう判断されるか次第なのだが

正直これに関しては、法律とか保険会社の約款とかの話で

私も争うつもりも無いので丸投げにしていて、この話は結局この後は出なかった。



それ以外でいうと、例えば

・購入した時点から、経過年数ごとに価値は下がり

保険会社が定めた基準で今の価値が算定され、その枠内でしか補償はされない


というのが分かりやすい。


よって70-200の場合、いまだに新品価格で30万円前後はするだろうが

レンズ自体は4~5年前に買って使っているものなのでその分価値は落ちていると判断されただろう。


逆に、砕けた保護フィルターは別メーカーのを付けていたのだが

昨年ARCRESTⅡに変えたところなので、これは残存価値は新品購入時と変わらないと判断されたのだろうと思う。


また、実際にかかった修理費が補償対象なので

・ニコンサービスセンターの修理額が確定したらその連絡をすること

などもあった。


ちなみに、ニコンサービスセンターに向こうが確認を入れるから連絡先を教えて欲しい

というのもあって、なるほどなーと思ったりも。


で、まあそんなこんなあって、前回記事の通り

レンズ自体は無事に修理されて帰ってきて、金額も確定したのでそれを伝えた。



そして、今日、楽天保険さんから連絡が来て


保険金額は(免責額を差し引いて)

修理代金と保護フィルター代ほぼ全額出る、とのこと!


土地の件はどう判断されたのかは分からないが、そもそも私道は

私有地とは違うということだったのかもしれない(あくまで道なので)


とはいえ、保険はケースバイケースなので

今回はこういう判断を頂いた、ということでしかないので

みなさんが仮に私道で、という場合は、全て正直に報告して保険会社の判断を仰ごう。



とまあ、色々とあったが、結果だけ見れば

250円の保険料を10回も払っていないというのに

免責金は多少かかるとはいえ、それで40,000円以上の補償が出ることになった。


結果としては、レンズの修理費はすべて保険で賄えた、と考えていいだろう。




以前のマップカメラ長期保証の時もだが、

別に楽天保険さんに宣伝頼まれたわけでも案件でもないが

今回はこういう形になった以上、やはり

保険というのは万が一の時のことを思えば勧めておきたい。


特に今回の保険は月250円という価格で盗難であっても補償されるらしいし

(もちろん条件など詳細は保険会社に問い合わせて欲しい)

1回あたりの補償上限金額などはあるが、それでもカメラユーザーなら

誰しもヒヤッとしたり、やっちまった、ということはあるだろうから

そういう時のダメージを少しでも軽減できるかも、と思えば、幅広い人にとって

十分ありだと思う。



長年使ってきたレンズが結果としてピカピカになり

各所を点検してもらい、その費用が補償されたと思うと、本当にありがたい。

 
 
 

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