前回の記事の後、ネガスキャンのためのスキャナーを買った。
別に超高性能というわけではないが 今後のことも考えてきちんとしたものを。
結果思った以上に良い性能だったので、今後はネガスキャンも請け負っていこうと思う。
さて、そんなわけでF3にはその後
kodak ColorPlus200というお手軽なフイルムを装填し36枚撮り切った。
今回はマクロなどもテストしたのだが さすがにシビアなピントが要求されるので、デジタルのように その場でチェックしてピン甘であれば撮り直す、というのができないフイルムは 正直どの程度うまくいっているか不安だったが、結果は歩留まり90%くらいだろうか。
もちろん厳密に言えばもっとこう、というのはあるが 少なくともピントがダメダメだったりブレブレなのは3~4枚程度だった。
レンズはTamron 90mm f/2.5
いわゆるタムキューのハーフマクロである。 もう少し詳しく言えば、初期型ではなく2代目の52BB。
マクロでの植物撮りは、いくらピント合わせに気を付けても シャッター切る瞬間に風が吹いて揺れればそれだけでピントを外れてしまう。 デジタルなら何度もチェックしながら撮り直したり、連写して1枚でもヒットがあれば というのができるか、当然フイルムカメラのF3ではできない。
それでもビシッとハマることがあるから気持ちいい。
たんぽぽの綿毛
デジタルと撮り比べてみた(twitterに載せた)
雨降りの薔薇
もっと寄らずに絞り気味で撮ればもちろんピン甘はより減るだろう。
広角レンズがあってもいいかもしれない。
(なにせ現在F3で使えるレンズは40mm~、しかも50mm台が何本もあってかぶっている)
とにもかくにも、F3の癖もつかみ、マクロレンズのテストもおおむね完了。
ネガは自宅でスキャンできる(カラーフイルムを自家現像までする気は今はない)
と土台は整ったので、今後も活用していきたい。
と言いつつ、実は今ニコンが期間限定で旧式機のメンテを受け付けているので 50mm f1.2と共にニコン送りの刑に処してきた。
長く使い続けるために。
返ってきたら、誕生日プレゼントに頂いたフイルムを装填して楽しもうかと思っている。
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